ヴァイオリンのネックと親指
2015/05/09
親指の位置は、ポジションによって変わります。
第一ポジションから第四ポジションまでは、下記の写真のように、人差し指と、中指(ヴァイオリンの1と2)と向かい合うような位置でネックの側面につきます。

親指の付け根と第一関節の間にネックをのせるような形にする方が、手が安定して力が抜けて指が楽に押さえられるという人もいます。こうすると、「腕からのヴィブラート」がかけやすくなることもあります。近頃は、多くの人がこの方法で演奏しています。
特に欧米のソリストや、一流のオーケストラの団員は半数以上がこの方法です。中には、その時々で親指を浅くしたり深くしたりと使い分けている人もいます。第1、第2ポジションでは浅く、第3ポジションだけ深くするという人も多いようです。
手の大きさが普通かそれ以上で、特に問題がなければ深くしたかたちのままでも良いでしょう。
ただ、親指を深くすると少し窮屈な感じになり、手を広げにくくなるので、手の小さい人は親指を深くして持つのは避けたほうが良いでしょう(^-^)
親指の深さ(どれだけネックから出ているか)によって音色の質が変わります。
また、少し上級向けのことですが、上の写真の親指の位置は、少し深めですので、弦に触っている面積が多くなり「優しい音のメロディー」を弾くのに適しています。
親指を少し浅めにすると、指先が立つ、つまり弦に触っている面積が少なくなるので「繊細な、ピンポイントの音になり、細かいパッセージ」を弾くのに向いています。
関連記事
-
-
ヴァイオリンの右手首
「先生、質問があるんです。」 と、Hちゃん。 そのHちゃんのお母様が 「ヴァイオ …
-
-
少しずつヴァイオリンに
「ヴァイオリンのレッスン、いつから始められるの?」 と、自分からすすんで始めたH …
-
-
ヴァイオリンレッスン、もう終わり?
今日は雨が降ったりやんだりのお天気でした。 ふちがフリルの素敵なピンクの傘をさし …
-
-
ヴァイオリンのレッスンノート
このところ、読譜力がついてきて、集中力も続く時間が増えてレッスンで弾ける量が多く …
-
-
ヴァイオリンを構える前の準備
演奏する時の基本姿勢は、人それぞれに個体差がありますので 「どうならなければなら …
-
-
私もヴァイオリン弾こうっと
ニコニコ「こんにちはー!」 とレッスン室に入って来たMちゃん。 先週末はピアノの …
-
-
K君もクリスマスコンサートに向けて
レッスン室に入って来るなり、 「やる気満々で来ました!」 とニコニコ顔のK君とお …
-
-
ヴァイオリン練習レベルアップ♪
「ヴィヴァルディ作曲 コンチェルト イ短調」は、サードポジションを習い始めてから …
-
-
楽しみにしていたヴァイオリン♪
今月からスタートのAちゃん。ヴァイオリンを始めるのを、本当に楽しみにしていたそう …
-
-
同じヴァイオリン曲を
お母様のKさんが弾いていらっしゃる「ウェーバー作曲 狩人の合唱」にチャレンジする …
- PREV
- 一流のヴァイオリンレッスン
- NEXT
- ヴァイオリンが良い音で







