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武田ゆりヴァイオリン教室

トリル練習

指の独立のために

トリルはかける速度や音程の幅もコントロールする必要があります。左手の形をきれいに維持しながら弾くには、最低限の指の筋力が必要です。それは指の独立ができているかがポイントになります。指を独立させるには付点のリズムのトリル練習が効果的です。

次の練習は、毎日のウォーミングアップ・メニューに組み込むとよいです。

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G線の第一ポジションで練習します。必ずメトロノームに合わせて、正確なリズムで弾きましょう。

慣れてきたら(少し余裕がでてきたら)動かしている指の力を、弦を叩くように落とした瞬間に、抜くようにすると、トリルのテンポを上げやすくなります。

また、ボーイングがちゃんと出来ているか(弾けているか)、指が指板にまっすぐ落とせているかといったこと、確認しながら練習します。

メトロノームの役割と使い方

メトロノームは、練習のためのものです。(音楽をするためには必要のないものです)

メトロノームというのはゲージであって、人間の感覚では不必要のもの。矯正のためのものだからです。

メトロノームで練習するのは、自分のテンポ感を矯正したい時です。

使うのは良いけれども、音楽は移動するものですから、いつもメトロノームに合わせていたのでは、発展しなくなります。

もちろん、メトロノームを体内リズムとして持っているのはありがたいことです。

自分の演奏をコントロールするために、「メトロノームを利用して」「メトロノームで確認しながら」という感覚でメトロノームを使ってさらうと良いでしょう。

公開日:
最終更新日:2015/06/02