千歳船橋駅徒歩5分。世田谷区桜丘でヴァイオリンを習うなら。

武田ゆりヴァイオリン教室

ヴァイオリンを弾く前の準備

ご自身の準備

爪を切っておく

ヴァイオリンは両手指を使う楽器です。
特に、左手は指先で弦を押さえるため、爪を短く(白い部分が少し残る程度)に切っておきましょう。
爪が弦に当たると、弦の振動が固い爪に当たったり離れたりしてビリビリとした振動が起こり、雑音となります。
指板(フィンガーボード)が爪によって傷跡が付いてしまうこともあります。
また、ヴィブラートをかける時に、大いに障害になりますので気をつけましょう。
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ヘアスタイル

ロングヘアの方は、髪の毛がヴァイオリンの肩当てと肩の間にはさまって、引っ張られて痛くなったり、楽器が滑りやすくなって落としてしまう可能性もあります。髪の長い人は、ゴムなどで束ねるか、背中の方へ髪をまわすようにしましょう

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洋服

ヴァイオリンはあごと肩のくぼみにはさまります。
厚手のタートルネックは、そのくぼみが少なくなってしまいます。ヴァイオリンがうまく構えられません。
発表会などの本番前などは特に、演奏上の感覚も変わってしまい練習効果が減るリスクがでる場合もあります。
タートルネックは薄手の身体にフィットするものを選ぶと安心です。

あて布

ヴァイオリン(あご当て)と身体(肩)の間にハンカチなどをはさんでいる人もいます。
実は、これには様々なメリットがあります。
あご当ては皮膚が直接触れる部分ですので、汗などの汚れがつきやすいものです。このような汚れがつかないようにするのにハンカチは役立ちます。
また、ヴァイオリニストのあごの下や首などに、黒っぽいアザができていることがありますが、そのようなアザができるのを防いだり、金属アレルギーを抑えるためにもハンカチをあてると良いでしょう。
この他にも、ハンカチをあてるメリットはあります。(アクセサリーなどを身につけた場合)ヴァイオリンに固いアクセサリーが当たることによって出る雑音を防ぐことができます。
ファンデーションなどの化粧品が、ヴァイオリンのニスに入り込むとなかなか取れなくなるので、ハンカチをあてるのは、楽器のためにも良いことです。
ただ一つ、ハンカチは、ヴァイオリンと身体が共鳴する(より響く)の止めてしまう可能性があります。こだわりを持つのでしたら、鹿革(密度のある柔らかい布)をハンカチの代わりに使うという方法もあります。
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