ヴァイオリンが良い音で
幼稚園に入って、また一段と成長したHちゃん。
今日のレッスンも、弓の体操からニコニコやってくれました。「Hちゃん、お弓は左手じゃなくて右手で持って下さいね!」「いいんだよ、こっちの方が持ちやすいもん。」するとお母様のAさんが「Hちゃん、弓の体操やってご覧なさい。右手の方がラクですよ。」「ホントだー!」
ヴァイオリンの持ち方は「ゲームのような楽しいやり方」で何度もやりました。
ヴァイオリン教本「バイオリンのおともだち」の2番を良い音で弾いてくれました。Hちゃん「弾けた!ヴァイオリン弾けた!」と大満足。Hちゃんは時間をかけているだけあって「ヴァイオリンの音の出し方が深い」「ヴァイオリンが身体に馴染んでいる」ようです。Hちゃんのペースをくずさず、しっかり続ければ必ず上達します。
Hちゃんのヴァイオリンのために、お母様のAさんもヴァイオリンを一緒にやってくれています。
今日、Aさんは「HAUCHRD」の1〜9で開放弦の練習、D線の練習の20,21をやりました。Hちゃんの「バイオリンのおともだち」も何曲か弾きました。
今日のポイントは左指小指 4 の押さえ方。これは最初に丁寧に練習して形を覚え、いつでもその形がキープ出来るようにすると、後々非常に有利です!
小指の方向は「音に芯がちゃんとある」「速いパッセージが弾ける」「ヴィブラートがかけられる」などがかかっています。
私自身は上の写真のAさんのように押さえられずに音大を卒業してしまいました。試験曲に出てくる重要な音はすべて4(小指)以外の指で弾かないと音量がガクッと落ちてしまうため、指使いが「かなり無理のある、音程を正確に取るのが難しいもの」になってしまいました。本人はもちろん、恩師の悩みになっていたようです。それを知ったのは、生まれたての娘を連れて恩師宅にご挨拶にお伺いしたところ、出ていらした恩師が、娘の顔でなく、小さな手の小指を 手にとって「良かったわね、ゆりちゃん!小指、まっすぐじゃないの!本当に良かったわ。」
関連記事
-
-
一週間でヴァイオリンのサイズアップ
体験レッスンの時に、ヴァイオリンのサイズを試したところ、どう見ても「二分の一」で …
-
-
クリスマスコンサートに向けて 7
いつもは夕方のレッスンのMちゃん。 今週は午前中のレッスンだったこともあり、元気 …
-
-
ヴァイオリンの左指先の力
ヴァイオリンの弦を押さえる、左指の力は、そんなに強くはありません。 指先は、ほん …
-
-
レッスンの回数を重ねて
レッスン室にニコニコしながら入って来たMちゃん。 「すぐにヴァイオリンのレッスン …
-
-
ヴァイオリンの日は
今日は一人でヴァイオリンに来たMちゃん。自転車できました。 「セヴシックOp.1 …
-
-
お姉さんと一緒にヴァイオリン♫
お姉さんと一緒に、今日は自分のヴァイオリン(お姉さんが昔使っていたものだそうです …
-
-
今日はパパとヴァイオリンレッスンに
お父様と、ヴァイオリンのレッスンにいらっしゃる生徒さん。 そんなには珍しくはない …
-
-
ヴァイオリンを弾いているから
「ヴァイオリンを弾いているから、僕頭良いんだ!」 とお家でO君が言っていたそうで …
-
-
ヴァイオリンのフィンガーボード表
ヴァイオリンを弾くのをとても楽しんでいらっしゃるAさん。そのAさんの質問です。 …
-
-
基本形を大切に
「とにかく基本形が大事だと思っているんです。」 とK君のお母様。 K君が弾いてい …
- PREV
- ヴァイオリンのネックと親指
- NEXT
- ヴァイオリンを構える前の準備