つっかえることなしに20回!
2015/09/17
ある程度のレベルの曲になってくると(どんなヴァイオリン曲でも)難しいパッセージが出てきます。
どの曲にも必ず一か所ある 難しいパッセージを、いかに難なく弾けるようにするか?
(最近では、流行っていませんが、楽器のための才能教育というのは、親がつきっきりで、以下のヴァイオリニストの言っている方法で練習することから始めていました。)
その答えを、ポーランドのヴァイオリニスト、フーベルマンはこう言っています。
「家での練習で、つっかえることなく、20回は繰り返し弾けるところまでテクニックを鍛えておかなければなりません。」
これはどういうことかというと…..たとえばある難しいパッセージを練習していたとします。つっかえることなしに17回目まで弾けても、18回目につっかえてしまったら、次は19回目でなく1回目、最初からやり直しになるということです。
ですので、つっかえ方によっては、ビックリするくらい たくさん弾くことになります。
どうしても、上手に弾きたくなったら、是非お試しを!
今日レッスン日だった生徒さん達に、この話をしたところ(たぶん自分がその 20回練習をすることを想像して)皆さん目をまんまるにしていました☺
フーベルマンは『ヴァイオリニストのテクニックは、難しい曲のあらゆる難しいパッセージを、その部分だけでなく、それに先立つ部分やあとに続く部分とともに、正しいテンポで、明暗やフレージング、解釈という点において間違いなく、細部にわたって仕上げることができたときに、始めて大家の域に達したといえるのです。』とも言っています。
関連記事
-
-
ヴァイオリンのおけいこ
日本のヴァイオリニストで「鷲見三郎先生」を知らない人はまずいないと思います。 研 …
-
-
絶対音感トレーニング順調に
絶対音感トレーニングを始めた生徒さんたちは、順調に耳が育っています。 お家の方々 …
-
-
ヴァイオリン弾けたよ!
「先生、ラシドって弾けたよ!」 と元気よくレッスン室に入ってきたAちゃん。 「弓 …
-
-
夏休み最後のヴァイオリンレッスン
今回の夏休みに、音楽会にも足を運んだY君。 「タタタターン!」 「ベートーヴェン …
-
-
ヴァイオリン練習頑張りました(^^)
「今回のYちゃんは、ヴァイオリンの練習を頑張りました!」 と笑顔のお母様。 Yち …
-
-
ヴァイオリン教室そばの「桜まつり」
今週末、4月5日は当教室のすぐそばの「千歳通り」沿い、笹原バス停のあたりで、「桜 …
-
-
今日はサマーコンサート・リハーサル
今日は「2015年 ヴァイオリン&ピアノ サマーコンサート」のリハーサルを行いま …
-
-
スプリングコンサートに向けて 3
3歳になったばかりのKちゃん。 およそ2週間後に迫った「スプリングコンサート」に …
-
-
夏休みのヴァイオリン 2
小麦色、楽しい夏休みを想像させる雰囲気の生徒さんたち(*^^*) …
-
-
クリスマスコンサート 4
今年の「クリスマスコンサート」でも、親子アンサンブルが好評です♪ 当教室では、お …
- PREV
- 草加教室の発表会
- NEXT
- 音楽用語は、なぜイタリア語?









