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武田ゆりヴァイオリン教室

音楽用語は、なぜイタリア語?

   

ヴァイオリン(に限らず、どの西洋楽器の)楽譜の音楽用語は、イタリア語が圧倒的に多いです。

アレグロ(速く)、モデラート(中位の速さで)、ラルゴ(ゆったりと)などの速度記号。フォルテ(強く)、ピアノ(弱く)などの強弱記号。ブリランテ(華やかに)、エスプレッシーヴォ(表情豊かに)などの表現記号。その他にも、「ソナタ」(音楽形式)、「マエストロ」(指揮者)…..どれもイタリア語です。

なぜ、音楽記号はイタリア語ばかりなのでしょう?

それは、現在のクラシック音楽が成立した、つまり、バロック期から17~19世紀初頭の古典派時代にかけて、イタリア風の音楽とイタリア人の音楽家が、ヨーロッパの中で圧倒的に優れていたからだそうです。

つまり当時は「イタリア風」というのが、流行っていたのです。

バッハもモーツァルトも、音楽用語はイタリア語で書くものだと思っていたのです。それは、イタリア語の音楽用語表記が流行った後に、いちいち各国語に直すと、面倒だと考えられたからです。

19世後半からは自国語の音楽発想標語

ヨーロッパの民主主義が進んできた19世紀後半、それに合わせて、自国語で音楽発想記号を書く作曲家が随分と増えました。マーラーやブルックナーはドイツ語で、ドビュッシーはフランス語で、スコアに指示を書いています。

 

日本でよく使われている、ヴァイオリンの教本にも「音楽用語の意味」が書かれたページがあります。

演奏する時には、作曲家が楽譜に書いた音楽用語(メッセージ)をよく理解しておきましょう。その音楽用語の意味がわかれば、音楽表現も豊かになってくると思います♫

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