ヴァイオリンレッスン、もう終わり?
今日は雨が降ったりやんだりのお天気でした。
ふちがフリルの素敵なピンクの傘をさして、ピンクのヴァイオリンケースを背負って、満面の笑顔のSちゃんが玄関のドアから入ってきました。
レッスンは「ハタのおけいこ」からです。「赤」のハタを上げるのが上手になっています。
「弓の体操」も、弓を持ち方が上手に出来ています。
親指は反り返ってしまう場合が多いのですが、Sちゃんとお母様は「ふんわりまるく」できています。(時々弓の向こう側へ抜けてしまうこともありますが、もとの場所にに戻しながら進めていきます。)
Sちゃんは「ヴァイオリンのおともだち」を最初の「あのつくもの なんだ?」から「おおきなたいこ、ちいさなたいこ」までやっています。
左指を押さえるのと右のボーイングを、一緒に出来るところが出てきました。
「おおきなたいこ、ちいさなたいこ」はSちゃんのお気に入りの曲です。ダブル(重音)を上手に響かせて弾いています。
お母様のAさんも、熱心に練習なさっています。
「Sちゃんは、私がヴァイオリンを練習するとイヤがるんです。ヴァイオリンに私を取られちゃうと思うみたいです。ですから、隠れて練習しています。」
今回のレッスンでは「HAUCHARD」の30番から34番、1の指(人差し指)と2の指(中指)が付く形の練習をやりました。左指をトンネルのように押さえる方法も上手にできています。
レッスンの最後に37番から40番の「速度の違うボーイング練習」をSちゃんも一緒にやりました。
ヴァイオリンをケースにしまいながら、Sちゃんは
「ヴァイオリン、もうおしまいなの?」
「そうね、あっという間に終わっちゃったわね。」
と、お母様。
名残惜しそうに、でもニコニコしながら「さようなら。」
また来週、聞かせてくださいね!
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