ヴァイオリンを鳴らす
Mちゃんは「弓をまっすぐに弾く」というのが上手です。
「ヴァイオリンを鳴らす」のに大切なのは「弓をまっすぐに弾けるかどうか?」です。
ヴァイオリンなどの弦楽器は、弦をこすって(摩擦して)音を出す楽器です。
ですので、なるべく無駄のない速度と重力(サウンディングポイント)で弦を弾きます。
正しい方向(弦に対して、ほぼ直角)できちんと弦をこすっているか気をつけます。
そうすれば、楽器はなります。(ほとんど雑音が出ない感じで)ちゃんと鳴ります。
力を入れても楽器は鳴ってきません。楽器は摩擦による振動で鳴るものだからです。
弓で弦をこすって、その弦を見ていると「振動しています…震えています」。
これが、楽器の「鳴り」です。
弦を振動させるには、正しい速度と正しい重力で弾くことが重要です(実にシンプル♪)
音を十分に出すためには、弦を弓で効率よく摩擦するようにします。弦に弓をきちっと乗せて(当てて)こすることが出来るようになると、音はでます。
それにしてもMちゃんは(ちょっと休憩中に借りた)お母様のフルサイズヴァイオリンでも「正しい方向で、弦をこすること」が出来ます。「弓が弦に対してちゃんと直角に」なっています。そして、自分の耳で「出ているヴァイオリンの音色」を聞きながら弓の圧力も調整しています。
Mちゃん、その調子で頑張りましょうね!
関連記事
-
ヴァイオリン教室の窓から
今週は、ヴァイオリン教室から見える庭に植木屋さんが入って、とってもサッパリきれい …
-
ヴァイオリンの次の目標
「サマーコンサート」を終え、最初のレッスン。K君は、まず「コンサート」で弾いた曲 …
-
次のコンサートで
クリスマスコンサートに参加したYちゃんとS君は「今度のコンサート(発表会)では何 …
-
HAUCHARDに入りました♪
当教室では、幼いお子様は、教本「ヴァイオリンのおともだち」という教本を使っていま …
-
今日の小学生新聞に
9月4日(日曜日)の毎日小学生新聞の「あの人に会った」コーナーは、ヴァイオリニス …
-
ひとりでも弾けるように
「この3日間ほど、O君は急にモチベーションが上がってきたようです。」 と嬉しそう …
-
幼くてもヴァイオリン名教師
夏休みに、祖父母宅に「お泊まり」したK君。 ヴァイオリンを持って行ったK君は、お …
-
ヴァイオリンのボーイング
プロとアマチュアのボーイングの違い 初心者と上級者のボーイングを比べてみて、どこ …
-
今日はパパとヴァイオリンレッスンに
お父様と、ヴァイオリンのレッスンにいらっしゃる生徒さん。 そんなには珍しくはない …
-
クリスマスコンサートを終えて 2
コンサート初出演は「ヴァイオリンのおともだち」から「まっすぐたいらに」「おいしい …
- PREV
- ヴァイオリンで自作自演♪
- NEXT
- 今年初めてのヴァイオリンレッスン
Comment
先日はお言葉に甘えてレッスンしていただきありがとうございました。サンタさんから届いた新しいヴァイオリンで早速練習しております。1月5日17時からのの初レッスンですが、先生のご都合がよろしければ9時半から1時半までの時間でレッスンのお時間を変更していただければと思いご連絡いたしました。ご都合が悪ければ予定通り5時で構いません。お忙しい年末に大変申し訳ございませんがご連絡よろしくお願いいたします。
御連絡ありがとうございます。
1月5日の午前11時からはいかがでしょうか?