ヴァイオリンの弓の準備
2015/10/13
弓の手元のネジを巻いて「弓の真ん中あたりで、小指が入るくらいの すき間」に張ります。弓を持って、人差し指に重みをかけると、弓と毛が(かろうじて)付くぐらいです。
次に、松ヤニを塗ります。(普段の塗る量は、往復2〜3回で充分です)
松ヤニは、すべり止めの役割を果たしています。
弓の毛は、馬の尻尾の毛が材料です。カナダ産とモンゴル産があり、現在はモンゴル産が多いようです。
そこに松ヤニ(すべり止め)を塗ることによって、弦に(弓の毛の)キューティクルが引っかかり、音が出るようになります。
毛替えをしてから松ヤニがなじむまでには、およそ1週間かかります。
ステージなどの本番に向けて弓の毛替えをする時は、本番の1〜2週間前に毛替えをすると、ベストコンディションで、当日を迎えられます。

関連記事
-
-
お兄さんと一緒にヴァイオリン
今日はお母様と、お兄さんも一緒にヴァイオリンレッスンに来たO君。 「弓の体操」も …
-
-
キャンプのヴァイオリン
今日の「毎日小学生新聞」の最後のページに載っていた記事。 ギリシャ・レスボス島の …
-
-
ヴァイオリンでパーティー演奏
お友達と一緒に、パーティーで演奏することになったY君。 曲は「花も」だそうです。 …
-
-
ヴァイオリンの基礎練習
練習の最初の時間を基礎練習に 練習の始めの基礎練習は、指慣らし、つまりウオーミン …
-
-
ヴァイオリンのボーイング
プロとアマチュアのボーイングの違い 初心者と上級者のボーイングを比べてみて、どこ …
-
-
弓のスピードを使い分ける
当教室で多くの生徒さんたちが使用しているHAUCHARD(オシャール)の教本でも …
-
-
ランチタイムのヴァイオリンコンサート
来週、私(講師)は生徒さんの御家族からのご依頼で 東京のホテルで行われる、同窓会 …
-
-
楽譜が読めるようになってから
先月楽譜を読むコツをつかんだMちゃんは、自分の目でしっかり楽譜を解読しながらヴァ …
-
-
ヴァイオリンの弓の持ち方
ヴァイオリンの弓の持ち方は、日本では江藤俊哉先生のおかげで良くなったそうです。 …
-
-
オーケストラの絵本
先日、MちゃんとRちゃんのお母様から 「教室に置いて、生徒さん皆さんで読んで頂け …
- PREV
- ヴァイオリンのアレグロ
- NEXT
- ヴァイオリンの朝練習しています♪







