千歳船橋駅徒歩5分。世田谷区桜丘でヴァイオリンを習うなら。

武田ゆりヴァイオリン教室

ヴァイオリンのフィンガーボード表

   

ヴァイオリンを弾くのをとても楽しんでいらっしゃるAさん。そのAさんの質問です。

「ヴァイオリンはどこを指で押さえると、どの音が出るのですか?」

ヴァイオリンを弾く時は、楽譜に書かれた音を指板のどこを押さえて出すのか、瞬時に判断しなければなりません。そのためには、ヴァイオリンのフィンガーボード表が頭に入っていることが必要です。

ヴァイオリンのフィンガーボード表

IMG_4845

これは第5ポジションまでの音に配列を表にしたものです。2列になっているところが、出る音は同じでも名前が違う「異名同音」と呼ばれる場所で、ピアノの黒鍵にあたります。

この表を眺めるだけでなく、実際に自分で音列を書いてみると、とても勉強になります。

最終的にはこの表を見ずに作成できるようになれば、指板の音の配列が理解できている事になります(^-^)

表作成は(例えば)今弾いている曲の調の音階だけを書いてみるとか、短調の上行形と下行形に分けて書くなど、アイディア次第で多角的にも活用出来ます。

フィンガーボード表を作成してみると、一定のパターンがあることに気がつくと思います。

縦方向に隣り合わせになる音が半音の短2度音程(全音は長2度音程)で、ヴァイオリンの指使いでは「指がくっつくところ」になります。

そして横方向に隣り合わせになる音が、完全5度音程です。この完全5度音程をしっかり理解した上でヴァイオリンを弾くと、たくさんのことが解決します。

 - 未分類

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

  関連記事

ヴァイオリンの左指が上手に

「お家でも、ヴァイオリンの弦を押さえる左指の形がとっても良いんです。」 とお母様 …

ヴァイオリンの重音を上手に

重音とは、2つ(以上)の音を一緒に鳴らす和音のことです。 この重音をヴァイオリン …

今週のヴァイオリンレッスンポイント

今週のヴァイオリンレッスンポイントは「音程の取り方」「音程の聞き方」です。 アメ …

ヴァイオリンが上手になったら

今日はレッスン時間より少し早めにいらしたAちゃんとお母様のKさん。 Aちゃんは、 …

ヴァイオリン、順調です♪

自分でヴァイオリンを始めて、ほとんど毎日練習をしているRさん。 今回のレッスンで …

ヴァイオリンを構える時は

始めたばかりのHちゃん。 でもエライのは、ヴァイオリンを構える時。 必ず「左手を …

ヴァイオリンを選ぶ理由

先日、始めた生徒さんのお母様が「なぜヴァイオリン?」「ピアノでない理由は?」と。 …

新しいヴァイオリンでスタート!

「Yu君は、前から『ヴァイオリンをやりたい』と言っていたんです。」 と、お母様の …

ヴァイオリンを弾いているから

「ヴァイオリンを弾いているから、僕頭良いんだ!」 とお家でO君が言っていたそうで …

サードポジションにチャレンジ

とにかく曲を弾くのが好きなMちゃん。 それでも基礎練習の「セヴシックOp.- 1 …