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武田ゆりヴァイオリン教室

ヴァイオリンのフィンガーボード表

   

ヴァイオリンを弾くのをとても楽しんでいらっしゃるAさん。そのAさんの質問です。

「ヴァイオリンはどこを指で押さえると、どの音が出るのですか?」

ヴァイオリンを弾く時は、楽譜に書かれた音を指板のどこを押さえて出すのか、瞬時に判断しなければなりません。そのためには、ヴァイオリンのフィンガーボード表が頭に入っていることが必要です。

ヴァイオリンのフィンガーボード表

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これは第5ポジションまでの音に配列を表にしたものです。2列になっているところが、出る音は同じでも名前が違う「異名同音」と呼ばれる場所で、ピアノの黒鍵にあたります。

この表を眺めるだけでなく、実際に自分で音列を書いてみると、とても勉強になります。

最終的にはこの表を見ずに作成できるようになれば、指板の音の配列が理解できている事になります(^-^)

表作成は(例えば)今弾いている曲の調の音階だけを書いてみるとか、短調の上行形と下行形に分けて書くなど、アイディア次第で多角的にも活用出来ます。

フィンガーボード表を作成してみると、一定のパターンがあることに気がつくと思います。

縦方向に隣り合わせになる音が半音の短2度音程(全音は長2度音程)で、ヴァイオリンの指使いでは「指がくっつくところ」になります。

そして横方向に隣り合わせになる音が、完全5度音程です。この完全5度音程をしっかり理解した上でヴァイオリンを弾くと、たくさんのことが解決します。

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