千歳船橋駅徒歩5分。世田谷区桜丘でヴァイオリンを習うなら。

武田ゆりヴァイオリン教室

ヴァイオリンのボーイング

   

ヴァイオリンは、最終的には、右手のボーイングによって決まるといわれています。

「ボーイングが音符に表情をつける」ということです。

*真面目な音

*厚かましい音

*慎み深い音

*ふざけているような音

*おだてるような音

*荘重な音

*悲しげな音

*楽しい音

など、ボーイングによって様々な音を出すことができます。

(そして、ボーイングを上手に使うと、聴いている人からも、同じような感動を引き出すことができます。)

弦に弓が触れると、空気を振動させて音を生み出す、つまり、楽器が鳴ります。(音は、弦の摩擦から出てくるもので、ハンマーで弦を叩くような打撃から、押し付けるような圧力から、出すものではありません♫)

ですので、ボーイングをよく練習することによって、扱い方が巧妙になり、澄んだ音が出せるようになってきます。

まずは、ロングトーンでボーイングの練習

弓の圧力をコントロールするために、ロングトーンを練習します、

そこでポイントになるのは、弓の圧力を一定にすることです。

弓にかかっている重力によって弦を振動させているので、その圧力を一定に(同じ圧力で)弦に摩擦を与えていくようにします。

その「弓の圧力を一定に」出来ているかを知るために、ロングトーンを練習します。

何も考えずにロングトーンを弾くと、弓元では大きな音がでて、弓先が近づくにつれ音が衰退(弱くなって)いきます。それは、弦にかかる重さは、弓の元と先では違いますし、張力も違うからです。

同じ圧力で弦をこすっていくには、それらの力を弓のスミズミ(元から先まで)同じになるようにコントロールする必要があります。

練習回数を重ねることによって、考えずにコントロールできるようになっていきます。これも「ヴァイオリンを上手に弾くコツ」です♪

IMG_5973

 

 - 未分類

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.

  関連記事

サマーコンサートに向けて 4

今回の「サマーコンサート」では「HAUCHARD」の49番の「G-Durの音階」 …

ヴァイオリンの基本の奏法を

O君は、年齢のわりに落ち着いているお子様です。 (そうはいっても気が向かないこと …

K君もクリスマスコンサートに向けて

レッスン室に入って来るなり、 「やる気満々で来ました!」 とニコニコ顔のK君とお …

自分でチューニング

前回の体験レッスンの時は「調弦はしたことがありません。」と言っていたKちゃん。 …

サマーコンサート・リハーサル 1

来週末、7月23日(土曜日)は「サマーコンサート」が、ヴァイオリン発表会「初デビ …

お姉さんとヴァイオリン

いつも静かなYちゃん。 きちんとヴァイオリンのレッスンを受けています。 時々レッ …

クリスマスコンサート 7

いよいよ明日は「クリスマスコンサート」です♫ 出演予定の生徒さんたちは、今週もリ …

ヴァイオリンのチューニング(調弦)にチャレンジ

「今日は、先生に調弦を教わるんだって張り切ってきました。」 とお母様。 早速、調 …

今週のヴァイオリンレッスンポイント

今週のポイントは、弓を持つ右手親指の「あそび」です。 弓を持つ右手親指ががっちり …

夏休みのヴァイオリンレッスンでは

プライベートレッスン中心のヴァイオリン教室では、「お教室仲間」は限られた方にしか …