自分でチューニング
前回の体験レッスンの時は「調弦はしたことがありません。」と言っていたKちゃん。
指もしっかりしていて、耳も良さそうです。それに、耳を澄まして音を聴くこともできます。
これだけ条件がそろっていたら、チューニングが出来ないはずはありません。
子供用分数ヴァイオリンは全弦に「アジャスター」というネジがついているので音程の高さを少し変えるのにラクです。
早速、チューニングにチャレンジしてもらいました。
{調弦、出来た!」と満面笑顔のAちゃんです。
チューニングは、毎日すると、あっという間に慣れて、合わせるまでの時間もどんどんスピードアップしていきます。
今回のレッスンでは、左指の1(人差し指)と2(中指)の押さえ方のレッスンを丁寧に練習。何度も繰り返して指の方向を覚えてもらうようにレッスンです。
どこのご家庭もそうだと思いますが、Kちゃんのお母様は「音楽に興味をもってもらいたくて、東京フォーラムで開かれる子供も聴ける一流演奏家のコンサートに毎年連れて行っています。」とおっしゃっていました。コンサートに行って、生の音、それも一流の演奏家の音楽を聴く機会があるのは素晴らしいことですよね!
これは余談ですが、日本では、先生のやっていることを真似していくことから始まります。日本の先生は「CDを聞いて勉強しなさい。」といい、ヨーロッパの先生は「誰それの演奏会があるから行っていらっしゃい」といいます。
日本の音楽は口伝的な教え方で、ヨーロッパはシステムで教える、という「ものの考えの違い」によるせいです。
まずはシステムで考えることを学び、そこから自分の発想を、自分で応用していくそうです。
関連記事
-
-
ヴァイオリンの左指の押さえ方
「明けましておめでとうございます!」 と言ったと思ったら、お母様の後ろに隠れた( …
-
-
クリスマスコンサート 6
今年の「クリスマスコンサート」が2回目の出演になるH君。 今回は「ヴァイオリンの …
-
-
ヴァイオリンを毎日練習しました♫
「A君と『ヴァイオリンを毎日練習したら、どのくらい上手になるかしら?』と話し合っ …
-
-
ヴァイオリンのネックと親指
親指の位置は、ポジションによって変わります。 第一ポジションから第四ポジションま …
-
-
セヴシック頑張ります♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪
「Tちゃんは、セヴシックOp.1の練習を結構気に入って弾いています。」 とお母様 …
-
-
ヴァイオリン(ビギナー)の左手テクニック
左の「腕は身体につかないように注意する」 どんなに手が長くても、寄りかかったみた …
-
-
「クリスマスコンサート」の後で 15
昨年の「クリスマスコンサート」では「ドイツ民謡 ちょうちょう」を演奏したY ちゃ …
-
-
ヴァイオリンのボーイング
始めた時から「ヴァイオリンの構え方」「弓の持ち方」の良い形を、根気よくていねいに …
-
-
ヴァイオリンのチューニング(調弦)にチャレンジ
「今日は、先生に調弦を教わるんだって張り切ってきました。」 とお母様。 早速、調 …
-
-
サマーコンサートに向けて 2
「今度のサマーコンサートは『Chemin faisant(遊歩道)』にします。」 …
- PREV
- ヴァイオリンを選ぶ理由
- NEXT
- 自分のヴァイオリンでスタート!