千歳船橋駅徒歩5分。世田谷区桜丘でヴァイオリンを習うなら。

武田ゆりヴァイオリン教室

音楽用語は、なぜイタリア語?

   

ヴァイオリン(に限らず、どの西洋楽器の)楽譜の音楽用語は、イタリア語が圧倒的に多いです。

アレグロ(速く)、モデラート(中位の速さで)、ラルゴ(ゆったりと)などの速度記号。フォルテ(強く)、ピアノ(弱く)などの強弱記号。ブリランテ(華やかに)、エスプレッシーヴォ(表情豊かに)などの表現記号。その他にも、「ソナタ」(音楽形式)、「マエストロ」(指揮者)…..どれもイタリア語です。

なぜ、音楽記号はイタリア語ばかりなのでしょう?

それは、現在のクラシック音楽が成立した、つまり、バロック期から17~19世紀初頭の古典派時代にかけて、イタリア風の音楽とイタリア人の音楽家が、ヨーロッパの中で圧倒的に優れていたからだそうです。

つまり当時は「イタリア風」というのが、流行っていたのです。

バッハもモーツァルトも、音楽用語はイタリア語で書くものだと思っていたのです。それは、イタリア語の音楽用語表記が流行った後に、いちいち各国語に直すと、面倒だと考えられたからです。

19世後半からは自国語の音楽発想標語

ヨーロッパの民主主義が進んできた19世紀後半、それに合わせて、自国語で音楽発想記号を書く作曲家が随分と増えました。マーラーやブルックナーはドイツ語で、ドビュッシーはフランス語で、スコアに指示を書いています。

 

日本でよく使われている、ヴァイオリンの教本にも「音楽用語の意味」が書かれたページがあります。

演奏する時には、作曲家が楽譜に書いた音楽用語(メッセージ)をよく理解しておきましょう。その音楽用語の意味がわかれば、音楽表現も豊かになってくると思います♫

IMG_6365

 - 未分類

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

  関連記事

少しずつヴァイオリンに

「ヴァイオリンのレッスン、いつから始められるの?」 と、自分からすすんで始めたH …

クリスマスコンサートの曲ラストスパート!

「クリスマスコンサート」まで、あと2週間! 当教室のレッスン室で行う、アットホー …

ヴァイオリンを始めて もうすぐ一年

いつもニコニコしながらレッスン室に入って来るK君は、 今日のレッスンでも、ずいぶ …

2歳半のヴァイオリン♪

「弓の体操から、やる!」 と元気よくレッスン室に入ってきたMちゃん。 Mちゃんは …

学校でヴァイオリン演奏

「学校のクラスでの『お楽しみ会』でヴァイオリンを弾くかもしれくて、曲は『ガボット …

お姉さんと一緒にヴァイオリン♫

お姉さんと一緒に、今日は自分のヴァイオリン(お姉さんが昔使っていたものだそうです …

ヴァイオリン、スタート♫

今回が2回目のレッスンのO君。 左指の押さえ方も、とても良い基本の形になっていま …

K君もクリスマスコンサートに向けて

レッスン室に入って来るなり、 「やる気満々で来ました!」 とニコニコ顔のK君とお …

ママと同じ教本に

「スプリング・コンサート」で、教本「バイオリンのおともだち」を16曲演奏したMち …

ペンパルとヴァイオリンアンサンブル

「小学校1年生の時から文通を続けているお友達と、1年に1回アンサンブルコンサート …