ヴァイオリンの8の字ボーイング
「8の字ボーイング」とは
元弓からダウン(下げ弓)するときは、ちょっと引きつけるようにして、中から先にかけては押し出すようにします。逆に先から中にかけてアップ(上げ弓)するときは引きつけるようにし、そのまま引っ張る感じで元まで上がっていきます。結局上から見ると右手首で8の字を描くようになります。
初心者の人は、どうしても肘を後ろに引くボーイングになりがちです。それを直すのに「まっすぐに」と言ってもなかなか難しかったりします。その時この「8の字ボーイング」を試してみて下さい。結構うまく真っすぐになるかと思います。
この「8の字ボーイング」は音もよく出ます。
私もこの「8の字ボーイング」は子供の頃ずいぶんお世話になりました。
余談ですが、アメリカの通販で、ボーイングを真っ直ぐにするための道具をみたことがあります。
弓の上に電車のレールみたいなものを乗せ、その上に弓を置いてすべらせる(弾く)というものです。
ヴァイオリンのTeal(ティール)先生に聞いたら「真っすぐになっても、その器具をとったらまた曲がっちゃうと思いますよ。」と笑っていらっしゃいました。
関連記事
-
スプリングコンサートでは
「2017 スプリングコンサート」では、良い演奏をする生徒さんが多くいらっしゃい …
-
ヴァイオリンは自分で工夫して
Cちゃんは、毎朝夕の練習が、生活に織り込まれています。 朝は「セヴシックOp. …
-
時にはヴァイオリンで好きな曲も
譜面を読む力がずいぶんついてきたMちゃん。 教本「HAUCHARD」の最後のペー …
-
自分でチューニング
前回の体験レッスンの時は「調弦はしたことがありません。」と言っていたKちゃん。 …
-
ヴァイオリン、弾けた!
Hちゃんは、レッスンの度に弾く時間が増えています。 今日も、レッスンの前に他のお …
-
クリスマスコンサート 2
今回の「クリスマスコンサート」が始めてのヴァイオリン出演のRちゃん。ヴァイオリン …
-
ヴァイオリンのフィンガーボード表
ヴァイオリンを弾くのをとても楽しんでいらっしゃるAさん。そのAさんの質問です。 …
-
ペースをくずさず、好きな曲をヴァイオリンで♪
ヴァイオリンを楽しく続けるためのコツ。そのひとつは、 自分のペースをくずさないこ …
-
一人でも練習♪
「弓の体操、ひとりでも練習したんだよ!」 と笑顔でK君は言いました。 「弓を持つ …
-
ヴァイオリンレッスンの後に
ヴァイオリンの鳴らし方が上手なT君。 T君のヴァイオリンは、演奏に流れ(歌)があ …
- PREV
- ピアノ発表会にヴァイオリン賛助出演
- NEXT
- ヴァイオリン構え方 2