ヴァイオリンのボーイング
プロとアマチュアのボーイングの違い
初心者と上級者のボーイングを比べてみて、どこが違うのか?とみてみると「弓の速度と重力をコントロールするテクニック」ということになります。
ヴァイオリンの音色やダイナミックスは、弓の速度を速めたり、ゆるめたり、重力を大きくしたり、小さくしたりによって、様々に変化させることができます。曲想に応じて弓を自由自在に操ることで、あらゆるニュアンスを表現できるのがプロのヴァイオリニストです。(私自身も、恩師に「弓の速度をもっと上手に使うと良いです」とアドヴァイスいただくことが☺)
よく言われることですが、ヴァイオリンの演奏において
左手は働く人 右手は芸術家
の役割を果たします。左手がきちんと仕事をしていないと「何をいっているかわからない」つまり土台が崩れてしまいますが、最終的に音楽を(芸術を)紡ぎだすのは右手です。
それでは、どのようにして弓の速度や重力をコントロールするかというと、ポイントは右手の親指にあります。
今日のレッスンでは、7月の発表会に出演予定のMちゃんとお母様のRさん、それからKちゃんに、この「ボーイングのレベルアップ方法」をレッスンでお伝えしました。
ほんのちょっとしたことで、演奏している曲のメロディーがイキイキとしてきます。
関連記事
-
-
ヴァイオリンを楽しみながら
なにごともそうですが、ヴァイオリンも最初が大切です。 せっかくヴァイオリンのレッ …
-
-
小学生新聞記事に
毎日小学生新聞 土曜日「君たちの時代に 先輩からの手紙」に ヴァイオリニスト 前 …
-
-
サードポジションにチャレンジ
とにかく曲を弾くのが好きなMちゃん。 それでも基礎練習の「セヴシックOp.- 1 …
-
-
間もなく3歳のK君のヴァイオリン
「時間はわずかですが、毎日弾いています。」 とお母様のSさんがにっこりおっしゃっ …
-
-
ヴァイオリン教室の窓から
今週は、ヴァイオリン教室から見える庭に植木屋さんが入って、とってもサッパリきれい …
-
-
今からジュニアオーケストラへ♫
週末に道を歩いていたら、オーケストラに向かうKちゃんとお母様にバッタリ会いました …
-
-
新しい曲も
ていねいに練習をしているK君とお母様。 新しい曲を、自分の力(譜読み力)で弾ける …
-
-
K君のお気に入りの曲
K君は、前回のレッスンからアンサンブルの出来る「日の丸変奏曲」を始めました。 「 …
-
-
コンサート前の「おみくじ」
「クリスマスコンサート」前の最後のレッスンのK君。 K君はサマーコンサート以降、 …
-
-
一週間でヴァイオリンのサイズアップ
体験レッスンの時に、ヴァイオリンのサイズを試したところ、どう見ても「二分の一」で …
- PREV
- 「ママ(パパ)と一緒に」ヴァイオリン
- NEXT
- ヴァイオリンの弓は まっすぐに