ヴァイオリンの指使い(フィンガリング)
フィンガリングは「ほぼ決まっているもの」と「ある程度自由に選べるもの」とがあります。
「ほぼ決まっている」ものは、演奏する時に使う弦が指定されている場合です。(ポジション移動の仕方が選べる場合は、自分に都合のいいものを選びます。)
「ある程度選べるもの」は、次の3点にポイントをおいて選びます。
① 効率を考えて決める
ポジション移動をなるべく減らす
開放弦を利用する
タイミングを考える
② 自分の特性(やりやすい方法)を考えて決める
小指がしっかりしている場合と、あまり強くない場合などで、大切な(音色を際立たせたいところの)音での選べるフィンガリングは変わってきます。
③ 曲の先のことを考えて決める
指をずらす(半音の場所を選びましょう)。
教本に書かれているフィンガリングは「勉強になる : テクニック向上 : 将来何も書かれていない曲の時に適切なフィンガリングが思いつくようになる」などの目的もあります。
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